両親にマイホームをプレゼントする
目次
陽の当たらない家
幼少期の頃育った実家は、四方を囲まれ、どこからも太陽の光が入ってこない家だった。
四方を囲まれるなんてあり得ないかと思うかも知れないが、実は玄関の前は父親の自動車工場と繋がっていたため、三方を他人の家、一方を工場で囲まれた家であった。
そのため、今でも陽の光を渇望し、カーテンを閉めない生活をしたいため、高層階に住んで人目を気にすることなく、オープンな生活をしている。
父親が仕事を引退したため、実家は引き払い(元々母方の実家からの借家)誰も住んでいないが、今でも当時のまま家も工場も残っている。
身体が大きくなった今、当時の実家にいってみると、ここに家族4人で暮らしていたことがあり得ないほど狭い空間であったが、今ではその狭さが家族の絆を作ってくれたありがたい狭い空間だと思える。
今でも借家生活
父親の仕事の引退後、工場で働く必要がなくなったので、近くの借家に両親は引っ越した。
私は実家に中学を卒業するまでしかいなかったため、知らないうちに引っ越していていた。
といっても、実家の道路を挟んで斜め前の家である。
今の家の玄関は道路に面しており、午前中に燦々と陽がさす東向きの玄関であるため、父親は大好きな盆栽を玄関周りと陽のあたる部屋にこれでもか!というくらい揃えている。
必然的に両親が眠る寝室は奥の部屋になるため、またまた陽当たりが悪いのである。
田舎の家ではあるが、JRの駅に近いため三方を囲まれた家であり、窓が少ない。
陽当たりが悪いという理由ももちろんであるが、できれば両親が生きている間に借家ではない持家に住まわせてあげたいと願っている。
我々兄弟の学費や生活費にかかったお金があれば、当然持家を購入することもできたのであろうが、持家を購入せずに借家生活をさせてしまったことに感謝してもしきれない。
父親も80歳を超え、母親ももうすぐ80歳を超える年齢になってきた。
あと10年、20年、何年かはわからないが、少しでも良いので広い敷地で四方を庭に囲まれた燦々と陽の注ぐ小さな家に住まわせてあげたい。
田舎から離れたくない両親
両親に何度か私と一緒に暮らすことを勧めたが、私には兄がいるため「長男が優先」という古い考えの父は同意しなかった。
さらに、歳もとったため田舎の親戚や知り合いと離れたくないというのもあるのだろう。
ずっと田舎にいるようだ。
となると、田舎に、しかも今の家の近く(母親の実家の近く)という限定で家を建てなければならない。
そんな都合の良い条件が。。。。
昔はなかったのだが、やはり跡継ぎがいない(帰ってこない)という理由で、家や土地を手放す人が多いようで、最近になって良い条件の空き地が出てきた。
家を建ててカードを持たせよう
あとはどうやって節税しながら土地を購入して、家を建てるかという問題。
そして、毎月の年金の不足分をどうやって補い、仕送りするかという問題。
まだ自分には実感がないが、ある年齢になると「香典」「お見舞い」に予想以上のお金がかかり、とても年金だけでは生活できないようだ。
当然、アプリや暗号資産なんてものは全くできない両親なので、今までと変わらないライフスタイルが望ましい。
となると、カードを1枚持たせて、ゆうちょ銀行のATMで引き出せるだけが一番良いわけである。
MLMの権利をいくつか名義変更して、収入源のひとつとしても良い。
水溶性ケイ素のペイフォワードビジネスは、健康に気を遣う年代になってきた両親にはちょうど良いのかも知れない。
過去にあったことを無駄にせず、全てを繋げていくことで、過去を変える(良い方に変える)ことができる。
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